格闘技に必要なトレーニング

格闘技に必要なトレーニングについて、簡単ではありますがまとめてみました。
この記事を読むことで、格闘技に必要な要素や能力を補うためのトレーニングについて知識を増やすことができます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
インターバルトレーニング
格闘技の試合ともなると、激しい打撃時には心拍数が最大心拍数(180~)に達すると言われています。
プロ選手にもなると、5分/1Rの試合を数ラウンド戦わなければなりません。
ともすると、まずは各ラウンドを戦うことができる体力を備えることが必要です。
勝つために一番大切な要素は心肺機能、スタミナということができるかもしれません。
そこでおすすめなのがインターバルトレーニングです。
インターバルトレーニングは心肺機能を高めるのに役立ちます。
インターバルトレーニングのやり方①
400メートルダッシュ → 400メートルジョギング
これを複数セット繰り返します。
400メートルダッシュをすると高心拍を40秒-1分ほど維持することになるので、格闘技の試合の中で競り合ってる時の心拍数を再現することとなります。
インターバルトレーニングのやり方②
800メートルダッシュ→40秒休憩 or 200メートルウォーキング
800メートルダッシュとなると、ラウンド数の多い試合を想定することとなります。
400メートルの倍の距離になり、3分〜4分ほどダッシュをしますので、1ラウンドあたりの時間とかなり近くなります。
休憩時間は大体ラウンド間の休憩を想定しています。
K-1チャンピオンの魔裟斗さんは、現役時代、土居トレーナーと河川敷の800メートルダッシュをしていたことで有名です。
階段ダッシュ
近年、柔道のトップ選手が取り入れるようになったトレーニングです。
階段を登る時の心拍数が、柔道の試合中の心拍数と似ているんそうです。
また、重力に逆らって上に登っていかなければいけないので、心拍数トレーニングと同時に脚力もつけることができます。
方法は、階段をダッシュで登り、ゆっくりのペースで降りていく。
これを複数セット繰り返します。
階段の傾斜や段数によって、強度が異なりますので一概にはいえませんが、6〜10セットほど繰り返しましょう。
HIIT
体脂肪を燃やすトレーニングとして、話題に上がるHIITトレーニング。
HIITは体脂肪を燃やすのはもちろんなのですが、心拍強度が高く、全身を使った動作です。
体全体をダイナミックに動かしながら、心肺機能を同時に高められる、格闘技にはうってつけのトレーニングです。
プライオメトリクストレーニング
プライオメトリクス…??なんだそれは…????
おそらく初めてこの言葉を耳にした方が大半かと思います。
プライオメトリクストレーニングをわかりやすく言うと、「爆発的な力を生み出すためのトレーニング」です。
もう少し噛み砕いて説明をすると、「短い時間で最大の力を出力する能力」を鍛えるトレーニングです。
格闘技で言うならば、パンチやキックで与えるダメージを最大化するためのトレーニングです。
どんなにパンチが早くても、そこに力が足りなければ相手にダメージを与えられません。
どんなに力が強くても、スピードがなければ相手に攻撃をかわされてしまいます。
格闘技にはスピードと力、両方が必要なのですが、それを鍛えられるのがプライオメトリクストレーニングなのです!
具体的に学びたい方は本で、簡単にどんなものか知りたい方はYouTubeを参考にしてみるのがよいかと思います。
ストレッチ(柔軟)
ストレッチというと、トレーニングとは違うのではないか?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
格闘技好きなら知っているであろう、あの山本KID徳郁選手は、柔軟性がとても大切だということを常々仰られていました。
山本KIDさんのジムに実際にあったマシンはZERO-i社の器具です。
チューニングポールは自宅での柔軟におすすめです!
ヨガ
ヨガは体をゆったり動かしながら、柔軟性を高めることができます。
YouTubeにたくさん動画があるので、無料で試せるのがうれしいですね。
アニマルフロー
アニマルフローは、自重を使ったトレーニング方法で、動物の動きからインスピレーションを得た動作を通じて、柔軟性、筋力、バランス、コーディネーション(協調性)、およびモビリティ(可動性)を向上させることを目的としています。
ヨガやカリステニクス(自重トレーニング)、体操などの要素も含んでいるため、筋肉だけでなく全身の連動性も高める効果があります。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます!
格闘技には柔軟性、スタミナ、フィジカルどれも欠かせません。
毎日のトレーニングの中に、ぜひ取り入れてみてください!