【結論】会社ではたらくのにモチベーションはいらない

「会社ではたらいてモチベーションが上がらない…」

「モチベーションはどうやったらあげられるんだろう…」

そんな方に朗報で、タイトルにもある通り、会社ではたらくのにモチベーションはいらないということをお伝えします。

わたし自身、会社で働いていますが、モチベーションを上げようと思ったことは正直あまりなくて、出社する前に「今日はどんな8時間を過ごそうか」と考えています。

この記事では、会社ではたらくのにモチベーションはいらない理由と、そのような思考に陥ってしまう思考について紹介しています。

今一度、会社ではたらくことの意味を再考する機会になったら幸いです。

会社ではたらくのにモチベーションはいらない理由

率直に、理由は3つです。

・会社ではたらくことは、自分の時間を売ってお金をもらうこと

・雇用契約、就業規則に従えば何の問題もない

・決まった時間に働いて、指示された作業や業務をこなせばよい

会社ではたらくことは、自分の時間を売ってお金をもらうこと

前提として、会社ではたらくということは、自分がその会社の一従業員として時間を切り売りするということです。

お金の稼ぎ方にはいくつか種類があって、そのうちの一つとして会社ではたらくという選択肢を選んでいるんですね。

なので、会社ではたらく、すなわち時間を切り売りしている選択をしているということを大前提で話を進めていかなければいけません。

つまるところ、会社はあなたのモチベーションを買っているのではなく(そういう場合もあるかもしれないけど)、時間を買っているということを忘れないようにしてください。

雇用契約、就業規則に従えば何の問題もない

会社ではたらく場合、入社のときに必ず会社と雇用契約を結びます。雇用契約には、労働条件が記されており、雇用契約に解雇の条件なども記載されています。

この雇用契約に対して、会社側と自分の両者が合意することでサインをして契約を結びます。

したがって、雇用契約に記載されている通りにはたらけば、解雇されることはありません。

また、労働基準法では、「常時10人以上の従業員を使用する使用者は、就業規則を作成し、所轄の労働基準監督署長に届け出なければならない」(第89条)で定められています。

「常時10人以上」従業員がいる会社という基準は、大体の会社が当てはまるかと思います。

この就業規則には会社ではたらくときの注意事項だったり決まりごとなどが定められていて、大まかなはたらく際の目安になります。

なので、この就業規則によく目を通して、どのようにはたらくことが求められていて、どのようなことまで会社の中で許容されているのかを知識として蓄えておくことが重要かと思います。

雇用契約同様、就業規則にしたがってはたらいていれば、解雇の心配はありません。

決まった時間に働いて、指示された作業や業務をこなせばよい

大抵の会社であれば決められた時間に出社して、就業時間を守ること、そして指示された業務をこなすこと、この2つを守っていれば、正直会社ではたらき続けることはできます。

以上のことを踏まえると、「モチベーションが必要」という結論を導くことはちょっとむずかしい気がします。

では、なぜ「会社ではたらくことにモチベーションが必要」という思考になるのか、考えてみたいと思います。

なぜ「会社ではたらくことにモチベーションが必要」という思考になるのか?

この理由は大きく分けて4つに分類できる気がしています。

・「社会人は会社ではたらくべき」という思考

・やりたいことと会社での業務内容の不一致

・ハラスメントを受けている

・金銭的に余裕がない

それぞれ、くわしくみていきます。

「社会人は会社ではたらくべき」という思考

これは日本人の病のようなものだと思っていて、「社会人になったら会社ではたらくのがあたり前だよね」とか「みんな会社に入ってはたらいているから…」といったマジョリティへの傾倒から、日本人の思考が停止しているのだと個人的には思っています。

日本は島国で同一民族なだけに、はたらき方に限らず、「みんな同じがあたり前」という思考が根本的にあります。そして、「わたしたちと異なるモノは排除する」ような思考も一緒に存在しています。

そういったこともあって、わたしたちも知らず知らずのうちに「社会人は会社ではたらくべき」という思考に陥りがちなのではないでしょうか?

しかしながら、いまの時代にはお金を稼ぐ方法は「会社ではたらく」といった方法に限らず、個人でも稼げる方法はたくさん存在しています。

やりたいことと会社での業務内容の不一致

中には、「会社という枠組みではたらきたい」けど、つまらない、たのしくない、モチベーションが上がらない…、という方も一定数いるでしょう。

もしくは、自分の適性が会社のやり方にそぐわない場合もあるかもしれません。

そういった方は、そもそも自分のやりたいことと会社での業務内容や働き方が一致していない可能性が非常に高いです。

そんなときにまずやることは、「自己分析」。わたし自身、仕事の内容とやりたいことが噛み合わずに悩んだ時期があり、そのときに打開してくれたのが「自己分析」でした。

自己分析をするときのポイントは、幼少期の頃から今に至るまで、多面的に自分を分析することです。

といっても、わかりづらいので、参考図書を3冊ほど紹介したいと思います。

メモの魔力

メモの魔力

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前田裕二 幻冬舎 2018年12月24日頃

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数年前に出版された本ですが、一流経営者である前田裕二さんが実際に自己分析をしたものと同じ問題100問で自己分析をすることができます。

わたしも実際に取り組んでみましたが、正直かなりの時間と労力がかかりますが、本当にやってよかったと思っています。

今まで、ここまで時間をかけて自分自身のことに向き合ってくることがなかったし、この自己分析の中から得られたものは多々あり、今現在の自分の軸を見つけられたと思っています。

自分の軸を見つけたい方にぜひ取り組んで欲しいです。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉

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トム・ラス/古屋 博子 日本経済新聞出版社 2017年04月14日頃

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ストレングス・ファインダーはアメリカ発の本で、本の中のコードからアンケートに答えていくことで自分の強みを見つけられるという本です。

中古だとコードが使用済みになっているものがほとんどなので、新品を購入することをおすすめします。

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

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八木 仁平 KADOKAWA 2020年05月28日頃

楽天kobo

Kindle

「そもそもやりたいことなんてない」「自分のやりたいことがわからない」「やりたいことって何だ?」という方におすすめの本です。

やりたいことの定義づけをこの本ではしていて、「なるほどな」と勉強になります。

著者の八木仁平さんはYouTubeでも投稿をしていて、「やりたいことを見つけてほしい!」という情熱がすごく伝わってくるお方です。

本を買う前に、彼のYouTubeを見てみるのもよいかと思います。

そのほかにも、気になった本を手当たり次第に読んでみるのも、自分の興味を知る上で役に立つことでしょう。

ハラスメントを受けている

「会社内でがんばってはたらこうと思っていたのに、ハラスメントを受けてしまった…」

そんなときは、どんなにがんばろうと思っても、嫌な気持ちを引きずってしまったり、もうこんな場所で働きたくないという思いからモチベーションがなかなか上がらない、ということが考えられます。

ハラスメントを受けているときは、まずは職場長に相談をしてみることが大切です。職場長は責任者であり、職場環境を良好に保つ義務があります。

なので、まずは職場長に相談すること、それでも改善がみられない場合には、そのさらに上の上司に相談するのが解決方法です。

もし、そこまでしても解決しないようなら、労基に相談、もしくは残念ではありますが退職するということも考えた方がいいかもしれませんね。

退職の話を持ち出すことがむずかしければ、退職代行にお願いするのもアリですね。

▼ 退職代行ガーディアン

金銭的に余裕がない

金銭的に余裕がないときには、会社に依存しがちです。

金銭的に余裕がない状態というのは、お金がない→お金を稼がないといけない→会社で働かなければいけない→お金がない、という負のループに入っている状態です。

なので、この負のループから抜け出す努力をしないといけません。

具体的には、

・支出を抑える

・稼げる金額を増やす

シンプルにこの2つです。

まとめ

こういった思考におちいったときは、ゼロベースで思考をしてみることを心がけると、問題に思っていたこともふと解決してしまうこともあります。

根本に立ち返って、なんでこの会社ではたらいているんだっけ?ということを考えるきっかけにしてみてください。

0ベース思考

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スティーブン・D.レヴィット/スティーヴン・J.ダブナー ダイヤモンド社 2015年02月

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WORK

Posted by harunita