柔道をすると耳が潰れる?柔道耳についてわかりやすく解説します

4月 8, 2020

柔道の選手の耳を見てみると、耳が潰れていることがありますよね。

柔道をすると耳が潰れるの?
どうして柔道選手は耳が潰れているの?

こういった疑問をわかりやすく解説していきます。

この記事を書いた人
はるにーた

柔道歴13年、柔道三段。
中学生の時に柔道を始め、高校、大学でも柔道部として活動。
卒業後は青年海外協力隊柔道隊員として、南米のボリビアに派遣。2年間ボリビアのサンタクルス県で柔道の指導にたずさわりました。
柔道のことやボリビアのこと、その他もろもろについてブログを書いています。

柔道をすると耳が潰れる?

結論から言うと、必ずしも耳が潰れるとは限りません

これから柔道を始めようとしている方、柔道を練習していて不安に思っている方、安心してください。

でも、柔道の選手は耳が潰れているイメージがある。
どうして耳が潰れている柔道選手がいるの?

どうして柔道で耳が潰れるのか、次でくわしく解説していきます。

なぜ柔道で耳は潰れるのか?

そもそも人間の体の部分で「耳」は衝撃に弱いパーツです。

耳は皮下脂肪が少なく皮膚と軟骨からできています。皮下脂肪は衝撃を吸収するクッションのような役割をしていますが、耳はこの皮下脂肪が少ないためダメージを直接受けやすいのです。

そして、柔道は体と体がぶつかり合うコンタクトスポーツです。柔道では相手の襟をつかんで技をかけたり、寝技で技をかけるときに手が耳に強く当たることがあります。また、寝技の際に耳が畳に強く擦れたりすることがあります。

衝撃に弱い耳が柔道の練習の中で強い衝撃を受けたり強く擦れたりすると、耳の中で内出血が起きます。耳の中で内出血が起きることで、耳が腫れあがってしまうのです。

厄介なのが、耳の中で起きた内出血が体の中に自然に吸収されずに血の塊が耳の中で残ってしまうことです。これを何度も繰り返すと、柔道日本代表選手のようなパンパンに膨れ上がった柔道耳になってしまいます。

しかしながら、先に言ったように柔道の練習で必ずしも耳が潰れるとは限りません。柔道の練習の中で奥襟を持った手が耳に強く当たるような技をかけたり、寝技で耳を強くこするような技をかけたりしない限りは耳が変形することがありません。

なので、ご安心ください。

逆に言えば、柔道日本代表の選手たちはそれだけハードな練習を毎日積んでいるのです。普通に柔道の練習をするだけでは耳は潰れません。

そんなこともあって、昔は「耳が潰れている選手=強い選手」みたいな風潮がありました。近年では、柔道日本代表選手であっても耳が潰れていない選手もいます。必ずしも「耳が潰れている=柔道が強い」とは言えません。

「耳に強い衝撃がかかり、腫れてしまった」場合でも、適切な処置をすれば耳は潰れません。

まとめ

柔道耳は、柔道だけでなくレスリングやラグビーなどのコンタクトスポーツでも起こりうる一つの病気です。

しかしながら、よほど強い衝撃を与えない限りは柔道耳になりません。

もし耳に強い衝撃がかかって柔道耳になりそうな場合は、氷で冷やすなど適切な処置をすれば耳は潰れません。

安心安全に柔道をたのしみましょう。

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